突発性難聴日記 その10

青:右耳 グレー:左耳

2月5日。発症後11日目。

グラフ上は、ほぼ同じとなった。幸いなことだ。耳鳴りや、こもった感じはあるが、いくぶん楽になった。

それから、今日新しい発見があった。非常に興味深い。聞こえるようになったのは良いのだが、左耳と右耳では、音の高さが違うのだ。

右耳で聞くとフラットして聞こえる音がある。さすがに、低音域だとわかりにくいが、高い音になると、右耳で聞く音がわずかに低い。何ヘルツ下がっているかわからないが、ギターならペグを回したくなる感じと言えばよいか。

なるほど、耳がいいとか悪いとかいう意味がわかった。誰でも同じ高さで聞こえているわけではないんだな。センサーがうまく(基準の周波数通り)働いている人が「耳が良い」のだろう。センサー(内耳など)次第で、音はずれるのだ。

あぁ、これじゃ指揮者になれないじゃないか(おいおい、もともと無理だろ)。しかし、人間のセンサーは良くできている。科学技術を前提とせず、自然と発生・進化をした生物の機能にあらためて心を動かされた。

Related articles

突発性難聴日記 その1

 因果応報ということだろうか。また、試練が訪れた。 楽しい内容ではないが、誰かの役に立てるかもしれないので、記録しておくことにした。 1月26日の起床時から、右耳が詰まった感じがする。耳抜きができていないような感じ。風邪 […]

Learn More

突発性難聴日記 その11

2月13日。発症後18日目。ここ1週間ほどバタバタとしていて、更新ができていなかった。 右耳の聞こえはずいぶんと良くなった。右耳の中にいたシンバル奏者は、どこかに行ってしまったようだ。おかげで響く感じがなくなった。その代 […]

Learn More

突発性難聴日記 その7

2月2日。発症後7日目。 やはり、低音と高音は聞こえるが、中間音域が聞こえない。ただし、昨日よりはよいか?

Learn More

コメントを残す